3/26/2009
3/23/2009
Peter and Wendy
「ピーターとウエンディ」
何10年ぶりかに読み返した本、
訳の素晴らしさも、挿画の素晴らしさもあったけど、やはり1番は、ピーター自身の描写に、久しぶりに心を奪われた!
なぜか時折「織田信長」を想い出してしまう暴君ぶりなんだけども、
でも、
・・・ピーターの感じることができる思いは、たったひとつです。それは、喜びでした。・・・
とか、
最後にフックと戦う場面で、フックに、「なんじは、なんの、だれなのだ?」と
問われたときに、
・・・「ぼくは、若さだ。ぼくは、喜びだ。」・・・
・・・「ぼくは、タマゴのからをやぶって出た小さい鳥だ。」・・・
と答えて、彼が自分がなんであるのか知らない、これこそが「正しい作法の骨頂」だと思っている、
紳士であるフックを精神的に打ち負かしてしまう場面!
名訳は石井桃子さん。読了後、妖精の粉みたいに、表紙に金のパイエットを振りつけた!
何10年ぶりかに読み返した本、
訳の素晴らしさも、挿画の素晴らしさもあったけど、やはり1番は、ピーター自身の描写に、久しぶりに心を奪われた!
なぜか時折「織田信長」を想い出してしまう暴君ぶりなんだけども、
でも、
・・・ピーターの感じることができる思いは、たったひとつです。それは、喜びでした。・・・
とか、
最後にフックと戦う場面で、フックに、「なんじは、なんの、だれなのだ?」と
問われたときに、
・・・「ぼくは、若さだ。ぼくは、喜びだ。」・・・
・・・「ぼくは、タマゴのからをやぶって出た小さい鳥だ。」・・・
と答えて、彼が自分がなんであるのか知らない、これこそが「正しい作法の骨頂」だと思っている、
紳士であるフックを精神的に打ち負かしてしまう場面!
名訳は石井桃子さん。読了後、妖精の粉みたいに、表紙に金のパイエットを振りつけた!
3/13/2009
Lupin!!!
ルパン!またもや古書屋で発見!
小学校のころと同じデザイン、同じ翻訳・・・!
よく見ると「翻訳権独占」と裏表紙に書いてあった・・・。
ポプラ社だった。あの「こぐまちゃんシリーズ」の。
でも、
「わがはい」とか、「げーっ!」とか、大真面目に翻訳してあって、時代を感じてしみじみ・・・。
そうか、やっぱりルパンは「わがはい」と自分のことを呼ぶのか・・・。
そしてやはり、文中の「サンクロウ村」とか「ガルシュ村」に、ああこれは「Saint Cloud」、「Garche」のことなんだな、と地名と場所が把握できるようになったのも、住んでみてのこと。
京都に住んでいたときに、源氏物語に出てくる地名と風景がすぐ、頭に浮かんでいたのとよく似ている・・・。
同じ少年文庫の江戸川乱歩シリーズもまた読み直したい・・・。
とにかく挿画が素晴らしい!劇画タッチ!
3/06/2009
3/05/2009
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